2019年5月~2020年3月
大川家具職人塾の教材としての家具は和風家具を中心に一部はヨーロッパデザインの源流から学ぶという観点から英国ウィンザーチェアを取り入れています。それは講師の依頼を受け、塾生に技術を指導するにあたり、教材として日本の家具を見渡してみますと周りに日本の独特な引く式の鉋や鋸、ノミを使って作ら…
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平成29年度
大川家具職人塾
ウィンザーチェア「ゴールドスミス」チェアが完成
第17回目、18回目
10月14日(土)、15日(日)
4脚の椅子が完成
ゴールドスミスウィンザーチェアの完成
トー…
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Wikipediaのウィンザーチェアのページに思い切って加筆して見ました。
残念ながら写真の投稿はできませんでした。
今日まで、気になっておりましたが執筆者の立場を考えて放置しておりました。そろそろその時効を迎えたのではないかとかってに想像してウィンザーチェアとそのイワレ等について書き加えました。
ウィンザーチェアは一般的には村の…
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古き良きものから学びそれを現代に生かしていくことが大事ではないか?そこでFDY研究所ではウィンザーチェアの変遷の歴史から学び、それをデザイン開発の方法に取り入れていくことにした。現代の機械中心の生産に対して職人のハンドメードを活かした試作制作を再度見直すことにもなるかもしれないと考えた。そこでウィンザーチェアを現代に蘇らせ、現代に通用す…
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1/5模型による比較
左がゴールドスミスチェア、右端がキャプテンクックチェア
ウィンザーチェアにカブリオール脚が取り付けられるようになったのはジョンピットのカブリオール脚に見られるように18世紀中ごろと思われる。おそらくそのウィンザーチェアはゴールドスミスチェア型であったにちがいない。それが今回模…
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)続 ウィンザーチェア物語 「ザ・ウィンザーチェア」
)
)ゴールドスミスウィンザーチェアとキャプテン・クックチェアの間にカブリオール脚の椅子があったに違いないという想定のもとで、ゴールドスミスタイプの椅子をヴィクトリア&アルバートミュージャムのウィンザーチェア資料の中から抽出してみた。それが左の鉛筆画のゴールドスミス…
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ウィンザーチェア勢ぞろい
カブリオール脚とウィンザーチェアの関係について
ウィンザーチェアとはなにか?その実態を明らかにしようとして18世紀、19世紀のウィンザーチェアと呼ばれた椅子…
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ボウバック・アームチェア
(チッペンデール・スプラット)
制作年:2013年
)チッペンデール・スプラットについて
スプラットは確実にハンドメイドであった。形を描き鋸で切り突き通すという、それは複雑で繊細さを発揮するも…
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ファンバック・アームチェア(チッペンデール・スプラット)
制作年:2013年
ファンバック・アームチェア(チッペンデール・スプラット)について
18世紀中葉にはチッペンデール(1718-79)やヘップルホワイト(…
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コムバック・アームチェア
(カブリオール脚)
制作年:2013年
※正面、平面、側面は1/5模型(アームサポートの形が異なる)
コムバック・アームチェア(カブリオール脚)について
昔の椅子にカブリオール脚が取り入…
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スモーカーズボウ
制作年:2013年
スモーカーズボウについて
19世紀初期ごろまでは優美なデザインだった旋盤削りの脚もどんどんと粗野になっていった。半ばごろには丈夫な手摺り子型のスモーカーズボウが現れた。スモカーズボウは家…
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スクロールバック・サイドチェア
制作年:2011年
スクロールバック・サイドチェアについて
背棒のトップがスクロールしていることから名付けられた。
レジェンシー(1812-1830)時代の到来が…
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ボウバック・サイドチェア
(プリンスオブウェールズ・スプラット付き)
制作年:2012年
ボウバック・サイドチェア
(プリンス オブ ウェールズ・スプラット付き)について
センタースプラット(中飾り板)&…
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ホイールバック・サイドチェア
(ボウバック)
制作年:2011年
ホイールバック・サイドチェアについて
(ボウバック・サイドチェア)
アームチェアと同時にサイドチェアが作られていた。ボウバック…
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ホイールバック ・アームチェア
(ロー ・ボウバック)
制作年:2011年
ホイール ・バック アームチェアについて
(ロー ・ボウバック)
ボウバックウィンザーはフープバックとも…
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ファンバック ・サイドチェア
(スプラット付き)
制作年:2010年
ファンバック ・サイドチェア(スプラット付き)について
コムバックのタイプである。最初の頃のものはセ…
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ファンバック ・サイドチェア
(スティックバック)
制作年:2010年
ファンバック ・サイドチェア(スティックバック)について
コムバックの最初の頃のものはセンターに…
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ラスバック・アームチェア
制作年: 2008年
ラスバック・ウィンザーチェアについて
19世紀中葉のスモカーズボウの成功は北ミドランド地方に発展していたボウバック・ウィンザーチェアに工業生産をもたらせた。初期のアーム…
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キャプテン・クックチェア
(コムバック・アームチェア)
制作年:2010年
キャプテン・クックチェア(コムバック・アーム)について
かの有名な冒険家ジェームズ・クックが最後の世界一周に同伴したことで…
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ステックボウバック・アームチェア
制作年 1996年
1996年8月のこと、40日間イギリスを中心としてドイツを廻る短期研修の機会を得た。主な目的はウインザーチェアーの形態について、実際の製造現場を訪ねてその製作プロセスについて探究す…
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ハイボウバック・アームチェア
制作年:1992~1995年
ハイボウバック・アームチェアについて
トーマス・クリスピン著の「The English Windsor Chair」の120におよぶ…
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ウィンザーチェア、昔の製造法
英国ロンドン近郊のハイウィカムのチェアミュージャムにはウィンザーチェアを加工するまでの詳しい説明がしてあります。また、平成20年に九州産業大学美術館でまとめていただいた「英国ウィンザーチェア」と平成25年に発刊しました「ウィンザーチェア大全」にも図解入りで掲載しています。
">昔の工匠達が森の中…
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ウィンザーチェアとは
いったいウィンザーチェアとはどんな椅子のことか?誰でも知っているようで、これがウィンザーチェアだというものは、実はつい最近まで明らかではなかったのです。その疑問に答えるためにトマス・クリスピン(THOMAS CRISPIN)著のイングリッシュ ウィンザーチェア(The English WINDSOR C…
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ウィンザーチェアについて
現代デザイン、とりわけ機能主義デザインに多くの影響を与えた家具の一つに英国ウインザーチェアーがあります。17~19世紀にかけてイギリスで誕生した家具で、手工業から工業生産へと移り変わる中で、その形態も変化して行きますが、2百年以上にわたってウィンザーチェアという名で今なお人気を持ち続けています。font&…
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はじめに
ウィンザーチェアのことについて語るまえに私がウィンザーチェアに興味を持ち始めたころのことからお話しなければなりません。そもそも私は最初は現代的椅子のデザインをめざしておりましたし学生たちにもそういったものを指導する立場にありました。しかし、いざ自宅で使っている家具を考えると、特に箱物家具はフラッシュ加工の軽量なもので、1…
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ウィンザーチェアの形態研究に取り組んで20数年がたち、実際に作り始めたものが結果的に17、18世紀当時のウィンザーチェアの復元へと向かうのは当然の成り行きでした。その全容が明らかになるには15脚を複製する必要がありました。その間2012年には共著のさそいを受けて「ウィンザーチェア大全」を発刊するまでに至りました。しかしその間…
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