2017年度大川家具職人塾
39回目
2018年
3月25日(日)
大川インテリア研究所から新天地、古保地区の九州建具の施設に引っ越ししました。




午後4時よりインテリア試験場に於いて
2017年度大川家具職人塾終了式がとり行われました。
37回目、38回目
2018年
3月10日(土)、11日(日)
最終塗装仕上げ完成



テレビボード





カウンター

テーブル



カウンターとヒノキノイスhighのセット


ヒノキノイスとテーブルのスセット


テーブルとゴールドスミスチェア

35回目、36回目
2018年
2月24日(土)、25日(日)
塗装
テーブル、カウンター、テレビボード
ゴールドスミスウィンザーチェア、ヒノキノイス law&high



サンジングシーラーの吹き付け


塗装を待つ椅子たち




途中かねてから望んでいた大川木工産業資料館に大川商工会議所津村会頭のご紹介で古賀委員長と見学することができました。
大川市榎津長町に昭和61年7月まであった旧松本タンス店洋家具部の
一部を縮小して再現したもの
大正11年、松本由太郎によって家具製造に加工機械が最初に導入された。
手押し鉋盤、カッター盤、角のみなど
この記念すべき機械設備は世界有数の家具産地である大川にとってかけがえのに歴史遺産であり、我が国木工産業にとっても貴重な産業記念である。と当時かかわられた九州芸術工科大学の宮内悊氏は語られている。

ベルトコンベアの元となるモーター今でも使用できるという

イギリス製角のみ機(非常に高価であったという)





19世紀当時の西欧の木工場と思われる

以前に柳宗悦の「手仕事の日本」を紹介したことがある。
職人にとって当時機械は失業のモトであり、恐れた職人達から悪意にみちた中傷があびせられたという。
※コメント
しかし今では機械の便利さを一番知っているのは職人であり機械を使えるのも職人である。ただし機械に頼りすぎると自己否定となる。そもそも機械の利便性は過酷な労働を強いられた職人が求めたものでもあった。それを知った職人は2度と元には戻らない、それに付け入るようにして機械化が推し進められて行ったとい言うのもうなずける話である。
33回目、34回目
2018年
2月10日(土)、11日(日)
テーブル、カウンター、テレビボードの完成


テーブル完成


カウンター


テレビボード完成




カウンター完成
新規性やアイディアを求めて斬新なデザインの開発合戦が繰り広げられているのが大川家具の現状であるが、桧の味わいと日本伝来の鉋とノミから生まれる研ぎ澄まされた形態であればそれほどデザインに凝らなくとも斬新なデザインが生まれるのではないか?それが職人塾に求められている使命ではないだろうか・・・・
2018.02.12
31回目、32回目
2018年
1月27日(土)、28日(日)
テーブルとカウンターの仕上げと組み立て

テーブル脚

テーブル天板


テーブル幕板



カウンター天板面取り






テーブル幕板





大川家具職人塾も3年を経過しようとしています。福岡県産の桧を使った家具を作ることで日本の鉋とノミを使いこなす技術の向上にも繋がるし、日本の伝統的家具を復活させるという二重の効果が期待されます。ヒノキノイスとテーブルとカウンターの桧の家具セットが完成することで、そろそろその置き場と展示場所が足りなくなっています。次年度の大川家具職人塾は心機一転、新天地での開校となりそうです。乞うご期待!
29回目、30回目
2018年
1月13日(土)、14日(日)
ヒノキノイス Low とHigh 組み立て完了
ヒノキノイス LOW










ヒノキノイス High










テレビボード組み立て完了




カウンター&テーブルの木取り開始






カウンター側板のはぎ合わせ
27回目、28回目
12月23日(土)、24日(日)

ヒノキノイス low



ヒノキノイス high



ヒノキノイス High

ヒノキノイス Low










ヒノキノイス High 組み立て



テレビボード





25回目、26回目
12月9日(土)、10日(日)
職人塾も3年目になると職人集団の様相を呈するようになってきた。
分業のどの部分を担当するか、おのずときまってくるし、仕事も早くなる。


ほぞ穴の底さらえ





シートの尻型にはウィンザーチェアに使った臼堀チョウナを使用



部品を現寸図に合わせてみる

帯鋸による笠木のアール
テレビボードも順調に進み引き戸調整に入った


23回目、24回目
11月28日(土)、29日(日)
カメラを忘れたために両日とも写真はなし
23回目11月28日(土)
前回に続き墨付けで終わる
24回目11月29日(日)
角のみによるホゾ穴あけ
接合部加工始まる
カップボード
天板鉋がけと取り付け
21回目、22回目
11月11日(土)、12日(日)
両日とも墨付けで終わる。
椅子の墨付けには原寸図(以降現場では現寸とする)がなければならない
最初に現寸図の見方から入った。






テレビボードの天板



19回目、20回目
10月28日(土)、29日(日)
後期課題ヒノキノ椅子、テーブル、カウンターの荒木取り開始
日本一家具産地の大川にふさわしく日本のイメージを出すべきというのが職人塾の当初か
らの狙いでもあった。その日本のイメージを出すには日本を代表する桧を使うべきである
ということから福岡県産の桧を利用して来た。
そのためには日本独特な引く式の鋸や鉋を使う必要がある。それを使いこなすにはそれ相
当の熟練が要求される。そのため塾生達はそれなりに修練を重ねてきた。
本職人塾も3年目の後半になり、本格的な家具作りに取り組めるようになってきた。そこ
で一つの空間を想定して椅子6脚(Low4,High2)にテーブルとカウンターを作ることに
なった。




椅子を作るには原寸図が欠かせない



テーブル、カウンター用部材


昔見られた職人集団が復活したようであった。
テレビボードは引き続き組み立て中


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