大川家具職人塾 21回、22回

大川家具職人塾21回目&22回目
11月14日(土)
11月15日(日)
今日のひとこと
くり返し道具を使い込み、使いならすことの意味について
日本の鉋や鋸、チョウナは外国の道具に比べてもシンプルですが、使い込めば使い込むほど、人の手になじむように作られています。それは私自身が自ら経験して感じることです。それを使い込むためには毎日の修練しかありません。昔の日本には精神主義的強制的な指導がありましたが、戦後それが否定され、自由創造教育がなされるようになったのは良かったのですが、今度は自由な思想、好きにさせる方に進み過ぎたのではないか?と思い、そういった反省を踏まえて以前にも触れたことですが、スポーツの選手などの厳しい自主トレの方法が参考になるのではないか、自ら過酷な修練にチャレンジすることで得られる高見を経験する場として、この職人塾が役にたてれば幸いです。
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B班の1名、次の課題飾り棚組手加工
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鉛筆の研ぎ方見本
右はノミで削った鉛筆、このくらいでないと正確な墨付けはできない
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A班b、次の課題飾り棚、先の経験を活かし再度挑戦
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A班a、扉部品
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扉組み立て
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扉合わせ
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B班課題2腰掛け部品の機械加工
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課題角1では全て手のみ加工であったが、課題2では角ノミ盤による加工とする
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昇降盤によるホゾ加工
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機械加工終了後は鉋仕上げに入る
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鉋屑を見れば鉋の上手、下手がわかる
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鉋削りの姿勢と屑の出方で上達の具合がわかる
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見違えるほどの上達に驚いています
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鉋の研ぎと練習は毎日でも欠かさずやってもらいたい
ひとこと感想
先々回に回収された感想文に目を通してみました。
役にたっていると言うのが大方の意見で安心しましたが
反省の意見として主なものをあげると
1.講師が1名では大変ではないのか?
2.  鉋研ぎの場所が人数に対して狭すぎる
3.普段でも使える設備が欲しい
4.座学の時間が欲しい
などでした。前向きの指摘ばかりで、大川家具職人塾の将来を考えるためにも貴重な意見だと思います。私は皆さんに教える立場でしか発言できませんが、多少大げさな表現になりますが、この機会を失ったならば大川から職人が完全に消えてしまう危機にあることを認識している立場から、たとえ短い期間で終わることがあろうとも、与えられた時間と今ある設備の中で、私の若かりしころ、大川で大勢の職人さんの中で培ったことをできるだけ伝授しておきたいと考えております。

2015.11.17

※感想文への回答
講師のことに関するのは私の範疇ですのでお答えしますと
1.私は以前、大学での授業では20名以上の学生を相手に教えていましたので、人数に関しては問題ありません。募集人員5名が10名になり、A班とB班に分けましたので、一つの課題では済まなくなり、それぞれに違う課題を作りました。そのために目が行き届かないように見えると思います。しかし指導者がもう一人いたとしてもかえって混乱してしまいます。塾生が互いに情報交換したり切磋琢磨したりすることで刺激し合い、かえって上達する関係が出来上がっているのではないかと感じています。 
2~4.講師の人数が最初3名であるはずでしたが、その点の事情に関しては塾の先のことについてなどを含めて、次回に塾長の方から説明していただこうと考えています。
11月19日追記

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