大川家具職人塾 13回、 14回

大川家具職人塾 第13回目、14回目
8月22日(土) 10:00~17:00
 〃23日(日) 10:00~17:00
A班a
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底板をアリ接にてはめ込む
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組手による天板の取り付け
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A班b
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底板の取り付け
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天板と側板の留め加工
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鉋がけ仕上げ
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B班:主に組み立て前仕上げのための鉋がけ練習
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ひとこと感想:
生徒諸君は自分の職業を持ち、妻帯者もおります。ほとんどが関連の技術の経験者でもあり、中には職人の技を心得ている者もいます。そう言った中で始めた塾でありますので、ほとんど指導なくとも習得できる生徒も居ます。しかし昔の職人の時代を垣間見た経験から見ますと、現代の合成加工物に囲まれたなかでの経験では生きた木材の加工は初めてと言うのが現実で、木が反ることにおどろいたりするのを指導する側から見ますとおどろきの連続です。昔の木工技術と最も異なることはトライアル・アセンブリー(仮組)が当たり前になっていることです。昔の職人は仮組なしに一発でしっかりとした組み立てができて一人前、クランプや補助具を使うのはシロウトのやることでした。現在はむしろ逆になってしまっているのでは?金属やプラスチックなどの工業生産品では仮組は当然のこと、しかし木は生きており、反りやゆがみを加味して加工するのがあたり前でした。今では全く逆になっていることに驚かされたというのが私の感想です。本来、職人の仕事はスペシャリストとして、これを作らせたら天下一品、誰にも負けないというのが職人でした。アート思考が主になってしまった現代では同じものを作ること自体を軽視する風潮があり、職人よりも芸術家(本当の芸術家は別にして)、アート思考の木工家しか育たないようになってしまっています。本当の職人とは同じものを100も200作って一人前、家具が一、二個作れて一人前と思われる風潮とは一線を隔すと言うことを塾生には肝に銘じて欲しいものです。
※実はウィンザーチェアなどヨーロッパではトライアル・アセンブリーがつきものです。過去のことになりますが、おそらくメディアの後押しで、職人の世界を通り越して、徒弟制度の修練なしに学卒の木工家が誕生していった時代がありました。その時代にヨーロッパ風なやり方として取り入れられたのではないかと思い起こされます。ヨーロッパの乾燥した気候の条件のもと、広葉樹など硬い木の加工法と日本では異なってあたりまえ、加工法まで真似することはなかったのでは?指物の世界にまでおよんでしまっては日本の指物の伝統が泣きはしないかと心配になります。接着剤などでかためてしまえば同じことかもしれませんが、今回最初のことでしかたがありませんが、やはり大川家具職人塾では今後はできるだけ避けるようにしたいと考えています。


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