ウィンザーチェア物語  スクロールバック・サイドチェア

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スクロールバック・サイドチェア
 
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制作年:2011年
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スクロールバック・サイドチェアについて
 
背棒のトップがスクロールしていることから名付けられた。
 
レジェンシー(1812-1830)時代の到来がウィンザーチェア当時のデザインに変化をもたらし始めた。脚とサドル型シートはそのまま残ったが、バック・スタイルが急激に変化した。最初の頃はまだハンドメードであったが、美しく影響力のあるスタイルでウィンザーチェアの新しい分野を導きだした。
また産業革命がウィンザーチェアの製造方に変化をもたらせると椅子の工業生産地が確立していった。ハンドメイドの生産からカタログによる工業生産スタイルへ移行することをうながした。そのようなカタログの模範的例はハイウィカムの二つの企業に集中していった。それらの企業は19世紀を通じて生産された数え切れない数の椅子を生産する要因となった。
産業革命はボウバック、コムバックに代わるスクロルバックウィンザーの生産にともないウィンザーチェアに工業生産をもたらした。二本の後ろ支柱が立ち木あるいは支柱の上部が丸まった形で二本の平行な横木で支えられている。このタイプは最も普及して初期の垂直方向のスプラットに代わって水平になった「スクロール・ウィンザー」の名前で一般的であった。1833年に出版された百科事典で英国の中央地方でよく使用されているベストキッチンチェアとして紹介されている。特に真ん中の横木はレジェンシーの流行に左右され、ゴシックリバイバルの中で、「ゴシック・スクロール」として知られたものも作られた
   
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イメージ 8 この椅子はウィンザーチェアとは思わなかったと良く言われる。民芸家具ではウィカムチェアと言われている椅子である。ウィンザーチェアが工業生産化していく最初のスタイルでもある。 おそらく部品の量産化ができたためであろう。この後、スモーカーズボウ、ラスバックと変化して行くが、いったん途絶えていたコムバックスタイルの復活と言われている。
 
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1995年度学生指導卒業研究
スクロール・バック・ウインザーチェアーの研究」 
 
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