ウィンザーチェアの脚やスピンドルの加工は平バイト1本でOKです

久しぶりに”こうへいのひとりごと”
一般的に、鉛筆デッサンを描くのに鉛筆が何本もいると思っているのがあたりまえであるが、実際、鉛筆デッサンに鉛筆は何本も必要ない。用紙にもよるが、2Bか4Bが1本あれば十分である。同様に木工の旋盤加工にも何本ものバイトが必要だと思われている。しかしウィンザーチェアの脚やスピンドルの加工には極端に言えば1本で足りるというと、まさか?と思うかもしれないが、事実複雑なリング模様が一本の平バイトでこと足りるのである。
2014.05.03
日本人はとかく丁寧に作りがちです。こないだもとある番組でソリガンナや南京カンナを駆使して局面を削っているところが紹介されておりましたが、ベテランは筆を選ばず。ものすごい数の小道具を揃えて、いかにも木工家のような人たちがいますが、工芸作家や指物師など緻密な仕事をされる人ならまだしも、椅子を作るような家具職人であれば、それでは仕事になりません。だからといって1本で簡単にできるかというとそれは別です。最初は形に合わせていくつもの道具を使いこんで行くうちに単純化できる方法がみつかって最終的にこれさえあればという道具に出くわすものなのです。要はまず道具を使いこなすこと、そしてこれこそはという道具を見つけることです。そうこうしているうちにいくつもの道具が増えるかもしれませんが、結局一番なじむ道具はただ一つとなるものです。最初からいくつも道具を揃えていたらそれこそどれがどれだかさっぱりわからなくなるのが道理です。実際一脚の椅子を作るのにそんな多くの道具が必要なはずがないでしょう!
2014.05.04
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このバイト1本で仕上ることができるのです
 
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以下、恥かしながら若きころの鉛筆デッサンを紹介しておきます。
 
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赤木圭一郎、高校のころの遊びで描いたもの
 

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