鉋の話 8. 鉋の歴史 「台鉋の出現」

平安鎌倉時代になると,より高度な仕上の必要な部材は木賊(とくさ)や椋の葉などで磨いたものがあり,木鑢(きやすり)なども発見されている。なかには台鉋によって仕上げられたとしか考えられないものも少くないということである。中世において,ある程度古くから台鉋は小物材や造作材に使用されていたのではないかとも考えられているが、台鉋を使用したとは…

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鉋の話 7. 鉋の歴史「鉋の起源」

まえおき 鉋の使い方を書き終えて、鉋についてはこれで終わりか!と思っていたが、ふと昔のことがよみがえってきた。大学に赴任した1969年頃、私は工芸展や県展を目指して制作活動を開始、それと並行して大川時代の経験を記録に残すために鉋の原理を追求、それに関する参考文献を読んだり探したりすることが日常となっていた。そのために埼玉県川越市中心に…

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鉋の話 6. 鉋台と鉋のかけ方

鉋の台は樫の木でできている。イギリスやドイツにはスムーシングという木を用いた鉋があるが金属の鉋が主流である。しかし日本の鉋はほとんどが木である。使い方、使う人によってその良し悪しが微妙に違ってくる。それは世界で最も微妙な道具と言ってさしつかえないかもしれない。そんななかで、鉋の刃についての伝説的な話はあるが、木についての話は残っていない…

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