英国ウィンザーチェアの鉛筆画資料による解説 5.

「指物」の腰掛けには一対の脚を座の上に延長させて、2本の框(カマチ)の間に背板を入れただけの簡単な工夫で背もたれができました。背もたれが付け加えられたのは、座り心地のためだけではなく、当時の女性の衣服に流行っていた張り輪で広げたスカートに似合っていたからですが「資産としての椅子」の特権を謳歌していた人たちにとって、品位やステータスを保持…

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英国ウィンザーチェアの鉛筆画資料による解説 4.

かつて王様の特権であったものが、一般に用いられるようになった興味深い椅子に’スローン’チェアがあります。スローン(thrown)とは製陶における「回転させて形を整える」という意味で、言い方を変えると旋盤で加工した椅子と言うことになります。ときにはボビンbobbin(糸巻き)チェアとも呼ばれ、丸く削られた部材や丸いダボによる接合がほとんど…

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